カテゴリー:カ行

カナド

カサゴ目 ホウボウ科
南日本、東シナ海の水深70m以深の砂泥底に多く生息。
カナドは神奈川県三崎周辺での呼び名で、漢字は金頭、金胴。
似た魚にカナガシラがいるが、漢字では同じく金頭。
魚の通称は本当に不思議。
硬いウロコと鋭い背びれを持つうえに、
一尾をさばいたときに取れる身の量が少ないため、
一般向けには不人気。しかし刺身で旨し。
また、鍋や煮つけでもよい出汁がとれ、身もうまい。

カワハギ

フグ目 カワハギ科
北海道以南、東シナ海の浅い岩礁域と砂地の混ざるようなところに生息。
一年を通して入荷あり味も安定しているが、やはり、カワハギ最大のキモは肝。
肝が大きくなる晩秋から冬にかけてがもてはやされます。
善屋では圧倒的に刺身での提供が多いですが、油と相性のいい魚なので、
揚げたり、バターでムニエルにしても美味。

カワビシャ

スズキ目 カワビシャ科
銚子以南。中国沿岸、フィリピン、紅海、オマーン、南アフリカ。
水深100~300mの荒い砂底や岩礁域に生息。
あまり獲れず、不人気なので一般的に流通はしていない。
カワビシャ科の魚は見た目が面白く華やかなので、
ダイバーには人気が高いが、食用には敬遠されがち。
一尾さばいても取れる身が少ない、歩留りの悪さが不人気の原因かも。
しかし、その身は美味なので、捨ててしまうのはもったいない。
甘味のある白身で刺身がよい。

クロムツ

スズキ目 ムツ科
北海道南部以南~本州中部大平洋岸。
幼魚は沿岸の浅所にいて、成魚になると水深200~700m岩礁帯に生息する。
あまり量が獲れないが人気があるため、デパートでは、切り身が、
ちょっと手が出せないというくらいの値段で売られていたりする高級魚。
刺身もうまいが、冬場の鍋物で人気。
脂がのった繊細な身は、西京漬けや幽庵焼きで食べても美味。

コロダイ

スズキ目 イサキ科
生息域は、南日本からインド洋・西太平洋までの暖かい海で、
日本では関東から九州にかけての太平洋および、東シナ海であがる。
特に紀州一帯ではどこでもよくあがるので、夜釣りの投げで
コロダイファンが多いようです。
「コロダイ」の名称も和歌山県での呼び名が標準になったもの。
由来はコロダイの稚魚にイノシシの子供(ウリボウ)のような縞模様が見られ、
和歌山県ではウリボウのことを「コロ」と呼ぶところからきているそう。

クロダイ

スズキ目 タイ科
琉球列島をのぞく日本各地、東アジア沿岸域に分布する。
チヌという別名もよく知られる。
磯や防波堤からも狙え、釣り人に根強い人気がある。
雑食性で、エビやカニなどの甲殻類、ゴカイなど多毛類、
ウミウシなどの軟体動物、海藻、小魚などを食す。
はては餌にスイカやメロン、ミカンなどを用いて釣りをすることも。

キンメダイ

キンメダイ目 キンメダイ科
日本では釧路沖以南。インド・太平洋域、大西洋、地中海など、
世界中の水深200~800mの深海に生息。
真っ赤な魚体に金色に輝く目を持つところから、「キンメダイ」と呼ばれる。
一年を通して高値で取引される高級魚だが、日本海側や西日本などではなじみが薄い。
関東では、伊豆や駿河湾の名物のひとつとしてよく知られている。

キハタ

スズキ目 ハタ科
琉球列島をのぞく北海道南部以南、東シナ海に生息。
黄色いハタだから「キハタ」。
ハタ=アラ同様、地方名では「黄アラ」とも呼ばれ、かなり珍しい高級魚。
特に冬場は値段が跳ね上がります。
刺身、鍋物、煮物、蒸し物と、どんな食べ方でも美味。

カサゴ

カサゴ目 フサカサゴ科
日本近海を含む太平洋西部の暖海域に分布し、沿岸の岩礁や海中林などに生息する。
「ウッカリカサゴ」という非常によく似たカサゴがいるが、味はカサゴのほうが
いいので、お店によっては「本カサゴ」という扱いがされている。
神奈川でもちょっとした岩礁やテトラポットからでも手ごろに釣れるが、
頭、背びれ、腹びれ、尻ひれなどに鋭いトゲを持つので、触るには注意が必要。
関西では「ガシラ」。

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